
昨年の2月からマンション購入コミュニティサイトの『住まいサーフィン』にコラムを提供することになり、
基本的にはこのブログと同じ内容を掲載してまいりました。
しかし、せっかく2つのステージがあるので、本日より完全に内容を分けてお届けいたします。
そもそもブログ「マイホーム購入のエトセトラ」は、
“激戦地を行く”、“住みたい街探訪”、“並木道を歩く”などのカテゴリーに代表されるように
街や物件のネタを中心に、現地への取材にもとづくレポートをしたいと考えておりましたので、
初心に戻り、今後は写真も交えて情報提供をしていきたいと思います。
さて、心機一転の第1号は、久しぶりの“並木道を歩く”です。
そして今回訪れたのは、桜並木とイチョウ並木の美しい住宅街、成城です。
実はこの写真は昨年の4月に撮影しました。今年5月の桜並木はこちら↓です。
そしてこちらが今年5月のイチョウ並木です。↓若葉が出てきました。
私は個人的に“並木道のある街”が大好きであり、“並木道のある街”に住みたいと思っています。
これまでもこのブログでいくつかの並木道を紹介してまいりましたが、
成城学園前の桜並木は実によく住宅街に溶け込んでおり、閑静な高級住宅街と調和しています。
「成城学園前」という最寄駅名どおり、この街には成城学園があることで有名ですが、
“成城”という地名の場所にできた学園だから“成城学園”なのではなく、
成城学園が移転してきたから、周辺の住宅街が“成城”という地名となり、駅名となったとのことです。
この街はかなり計画的に開発されたおかげで、碁盤の目のように道路と区画が整備されており、
とても整然としているのですが、それにも増してこの街を美しく見せているのは緑の多さです。
桜並木やイチョウ並木があるだけではなく、この住宅街の個々の住宅にも緑が豊富なのです。
これはこの地に住む住民が意識的に取り組んできたことのようです。
また緑がただ多いだけではなく、きちんと手入れされており
道路をただ散歩しているだけでも四季折々の花々を楽しめ、緑に癒されます。
ただ他の高級住宅街同様、近年一戸あたりの敷地は細分化傾向にあり、
この住宅街に豊富な緑を提供している生垣や庭のない住宅が増えてきています。
また、住宅街のところどころにコインパーキングもできてきており、
急行停車駅にほど近い立地だけに駐車場需要があるとはいえ、とても残念です。
広い邸宅でなくてもこの地に住みたいというニーズは多いのでしょうが、
長年の努力により維持されてきたこの住宅街の風景だけは守ってほしいと思います。
よってこの風景を保つことの出来る方が住み継いでいってくれることを願い、この地を後にしました。
追記:マンション購入コミュニティサイト『住まいサーフィン』(http://www.sumai-surfin.com/)で
連載中のコラム「FP西澤京子の売り手の論理、買い手の論理」もぜひ引き続きご覧ください。
このブログではこれまで『住みたい街探訪』というカテゴリーにて
多くの人が「住みたい街」、もしくは「住んでみたい街」としている街を
実際に訪れ、ご紹介してきましたが、
ここでは、主に大手デベロッパー8社による新築マンションポータルサイト
『メジャー7』が毎年行なっている「住んでみたい街アンケート」で
上位にランキングされる街を取り上げています。
ところが、このアンケートで上位ランキングの常連となっている街を挙げますと、
ある狭いエリアに人気の街が集中していることに気づきます。
田園調布、自由が丘、中目黒、代官山、恵比寿、目黒、広尾、青山
そこで、以前にご紹介した代官山以外のこれらの街を今回から連載で一挙にご紹介したいと思います。
第1回目は田園調布です。
この街にはすばらしい並木道もありますので、
1回目は並木道に焦点をあてて、そして次回は街並みとこの街の魅力をご紹介します。
田園調布といえば多くの人が“高級住宅街”をイメージすると思いますが、
その“高級住宅街”らしい街並みとなっているのは、
東急東横線の田園調布駅の西側、駅から放射状に伸びる道路と
それを同心円状につなぐ道路が象徴的な田園調布3丁目一帯でしょう。
美しいイチョウ並木は、この田園調布3丁目にあります。
駅から放射状に伸びる3本の道路がそれです。
イチョウなので、黄葉の時期が見頃かもしれませんが、
訪れた暑い夏の日にも、その豊富な緑と木陰にとても癒されました。
また、田園調布の駅前には、タクシープールがないためか、
このイチョウ並木の下で多数のタクシーが待機しており、とても涼しそうでした。
元々、私は並木道のある街がとても好きなのですが、
並木道でない道にも緑が溢れ、街全体が並木に包まれた田園調布は
訪れるたびに好きになる憧れの街です。
ただし、ここの不動産相場はまさに“桁違い”。
ある中古住宅が5億とか、またある売地が7億とか、
これでは宝くじが前後賞込みで当たってもまだ足りない・・・。
ただそれほどの財をなさないと住めないことこそが、
この良好な街並みを形成しているのかもしれません。
上の写真は、もう3週間ほど前になりますが、
久しぶりに並木道、それも桜の並木道を歩きにいった時のものです。
そう、都内でも有数の桜の名所、目黒川沿いの歩道です。
今回は東横線の中目黒で下車し、田園都市線の池尻大橋までの約1.5キロほどを
桜を眺めながらのんびり散歩しました。
その日は桜が満開となり、お天気もよかったので、
平日にもかかわらず、特に中目黒駅前は大変な賑わいでした。
しかし青葉台1丁目を過ぎ、2丁目、3丁目へと行くにつれて
徐々に静かになっていき、でも美しい桜は変わらないので、
後半はさらにのんびり、ゆっくり、静かに桜の観賞を楽しめました。
途中、菅刈公園や西郷山公園にも立ち寄り、
ここでも美しく咲いている桜をながめ、桜吹雪を浴び、
ほのかなあまい香りの中で物思いにふけってみたり、春を満喫しました。
そして本日の終点、池尻大橋駅に近づくと、
突然、巨大な建物が現れました。
そうです!首都高速3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、
現在建設中の大橋ジャンクションです。
さらにジャンクションに隣接してタワーマンションも既に完成し、
その存在感を示しています。
ただこのマンション、販売当初は
目黒区では希少性の高いタワーマンションということで注目されたのですが、
竣工から1年以上が経過して、まだ完売はしていません。
国道246号線や高速道路、そしてこのジャンクションに囲まれた立地ということで
やや検討者を絞ってしまったのでしょう。
しかも現在も残っている3LDKは1億越えですからね。
また、せっかく目黒川沿いの桜並木にも面してもいるのに、
ここでは桜がコンクリートに埋没してしまっているように感じます。
でもおそらく大橋ジャンクションが完成したら
この物件の売れ行きは中古も含めて今よりよくなることでしょう。
なぜなら大橋ジャンクションの騒音や排ガス等の不安が想定よりも少ないこと、
また景観やジャンクション上部のガーデンが
想定よりもステキなことに気づくと思われるからです。
しかしそれでも目黒川沿いの桜は、やはり青葉台2丁目で
公園とセットで観賞するのが一番、と思いました。
ただ夜景は中目黒駅周辺がよいですね。
飲食店の灯りと共に多少の賑やかさがあった方が逆に趣があると思いました。
皆さんはどのように感じましたでしょうか?
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子