
あけましておめでとうございます。
本年も住宅購入者を支援すべく、精一杯がんばりますので、
どうぞよろしくお願い申しあげます。

さて年初のブログでは久しぶりに住宅ローンについて取り上げたいと思います。
住宅ローンの金利は、ここ1年くらいの顕著な傾向として、
変動金利や短期の固定金利と超長期固定金利の差が大きくなってきました。
特に変動金利は、店頭金利は変わりませんが、各金融機関の優遇が拡充され、
物件によっては最優遇後で1%を切っています。
一方、三井住友銀行を除く都市銀行では30年以上の全期間固定金利は
既に3%台の後半に突入しており、もちろん優遇はありません。
最近では変動金利や3~5年程度の固定金利選択型を利用する人が急増しており、
金融機関によっては住宅ローンを借りる方の9割が変動金利を選択しているとか。
しくみやリスクをきちんと理解して選択するならそれでもよいのですが、
私は日々住宅ローンの相談を受けていて、理解が進んでいるとは到底思えません。
金融機関や住宅の営業担当者にとって、最もメリットのある金利が変動金利であり、
借り手にとって最もリスクのある金利が変動金利であることを
知ってほしいと思います。
そんなことを憂う中、
超長期固定金利を検討してもらえるきっかけとなる朗報があります。
それは「明日の安心と成長のための緊急経済対策」に伴う
『フラット35S』の金利優遇です。
補正予算が成立した場合には、平成22年中の融資実行分まで
『フラット35S』の金利が当初10年間1%優遇されます。
今月の『フラット35』の金利を見ると、
借入期間20年以内の金利は概ね2.6%、21年以上は2.8%前後ですから
当初10年間だけでも1%優遇されれば主な銀行の優遇後の10年固定の金利よりも低く、
3年固定や5年固定の水準です。
よって、返済比率が20%を切るとか、将来大きく収入が上がるとか、
支出が大きく下がるとか、そういう見込みでもない限り、
まずはこの『フラット35S』を検討することをおすすめします。
ただし『フラット35S』を利用するためには、購入する物件が
ある一定の基準を充たした物件でなくてはなりません。
中古物件ではかなり限られることになりますが、
新築物件なら多くの物件で検討できるのではないかと思います。
そもそも今時『フラット35S』はおろか、『フラット35』も使えない新築物件は
あまりよい物件とはいえませんし、売主に誠意がないと私は思います。
できることならそういう物件は選ばない方がよいでしょう。
「これから目線でぜひ『フラット35S』を!」
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子