
各媒体で「住みたい街は?」という主旨のアンケートを行なうと、
大体この街がランキングの上位に入ってくる人気の街、自由が丘。
メジャー7の『住んでみたい街』アンケートでも
昨年、初めて吉祥寺に1位の座を譲ったものの
ずっとトップに君臨していました。
このブログを始めて今回で150回目、
毎回ではないものの、いくつもの住みたい街を取材しご紹介してきましたが、
この人気の街、自由が丘を取り上げるのを、いつもなんとなく躊躇してきました。
上位3位以内に入るには“自由が丘だからこそ”という何かがあるはずなのですが、
何度訪れても、自分なりに納得できる答えがみつからなかったからです。
しかし今回、再度この街を訪れ、歩き回り、あらためて他の街と比較してみると、
実はありそうで他にはない街であることに気づきました。
まず交通便。東横線には日比谷線や目黒線が乗り入れ、それらを通じて
東武伊勢崎線へ、南北線へ、埼玉高速鉄道へ、都営三田線へもつながります。
さらに横浜方面はみなとみらい線へも直通で行けるほか、
平成24年には副都心線も乗り入れ予定です。
なお、目黒線には徒歩数分の奥沢駅まで行って利用可能、
また自由が丘駅は大井町線も利用可能です。
そして買物便。
「若者」や「女性」などの特定のターゲットを想定した店が集結しているのではなく、
さまざまなニーズとターゲットに対応した店が点在しています。
それも気後れしない程度の高級感を漂わせて。
つまり女同士でのウィンドーショッピングも、デートも、家族とのレジャーも、
もちろん日常の買物も、この街を散歩しながら気楽に楽しめるのです。
こうした格別の便利さと心地よさの絶妙なバランスが
この街の魅力ではないでしょうか?
“自由が丘だからこそ”の何かがあるのではなく、
そうした際立った個性がない、
ファジーで柔らかい雰囲気が人を惹きつけるのでしょう。
ちなみに、自由が丘に住みたい理由を見てみますと、複数のアンケート結果で
多くの人が「交通便」や「買物便」といった利便性に加えて、いやそれ以上に
「オシャレだから」とか「街の雰囲気がよい」、「洗練されている」など、
街のイメージのよさを挙げています。
また、圧倒的に女性に人気の街かと思いきや、
女性よりもむしろ男性の支持を多く得ていることも人気の証です。
でも私にとっては『住んでみたい街』ではありません。
私はやはり並木道があって、大規模公園があって、
街中に溢れるばかりの緑豊かな街に住みたいのです。田舎者ですから。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子