
明日は「立秋」。早いもので暦の上ではもう秋です。
年初には「秋以降には新規供給も増え、市況も多少明るさが見えてくる」
などと言う人も少なからずいらっしゃいましたが、どうやら回復はまだ先のようです。
景気や市況というものは、そもそも上がったり下がったりを繰り返すものですので、
不景気や不況は決して喜ばしいことではありませんが、
仕方がないことだとは思っています。
しかし、マイホーム購入をする側にしてみれば、
人生のうちに1回か2回しか行なわない購入の機会に、たまたまこの不況に直面し、
満足度の高いマイホーム購入ができなかったとしたら、
それは“仕方ない”では済まされません。
不況時の購入でまずネックになるのは、供給量の減少、つまり選択肢が減ることです。
そして私がそれよりも懸念しているのは、売り手の営業の質の低下です。
それは具体的に述べると、物件についての説明が減り、たいした検討時間も与えず、
結論を急がせたり、強引に購入を勧める、などというようなことです。
よって購入を検討する方は、このことを念頭におき、
いきなりモデルルームにいくことは避けましょう。
情報を持たずに行くと、先方にとって都合のよい“カモ”になってしまいます。
価格相場や住宅ローンの仕組み、金利水準等を事前にしっかり情報収集し、
希望条件とその優先順位をはっきりさせましょう。
そして長期的視点で捉えた支払可能額から逆算し、予算を決めましょう。
さらにローンを利用するなら、完済までの支払のイメージを描くことも必要です。
最後に営業担当者の方へ。
販売が不調な時こそ購入者の立場にたち、
どうしたらより多くの“安心”と“納得”を与えられるか、
この一点に集中してほしいと思います。
それが必ず結果につながると確信します。
場合によっては上司の指図などこっそり無視してもよいと思います。
営業は結果が全てですから。
購入検討者も、営業担当者も、そして私も、共にこの不況を乗り切っていきましょう。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子