
前々回、マンション市況や金利状況などから、今は買いどきであると述べました。
また、それ以前には「新婚家庭の住宅購入は勧めない」とも述べました。
では、ライフプラン上、どのタイミングが最も住宅購入に適しているのか、
今回はそれについて私の考えを述べたいと思います。
結論から先に述べますと、それはズバリ「第一子の小学校入学直前」です。
また、子どもの予定のない夫婦については「結婚の2年後くらい」だと思います。
そしていずれの場合でも500万円以上の自己資金が用意できていることが前提です。
その理由は以下のとおりです。
まず子どもがいる場合について。
1.子どもが転校する必要が無くなる。
2.第一子が6歳になる頃には、多くの場合子どもの数のめどがたっている。
3.産休、育休などを取得し仕事を続ける場合、既に復職の可否がはっきりしている。
4.子どもを含めた家計が把握できている。
5.子どもの進路についてある程度予定が見えてくる。
次に子どもの予定がない場合について。
1.2年生活すれば夫婦のお金の使い方や住宅についての価値観が互いに把握できる。
2.奥様の働き方についてめどがたつ。
いずれも住宅購入に際して、
将来の家計の推移をある程度見据えて、予算やローンを決める必要があることを意味しています。
子どもが何人、どのタイミングで生まれ、男女の別や健康状態などが不確定では予定がたちません。
また、共稼ぎするかしないかも重要な要素ですが、その可否は、子どもが生まれ、
復職までこぎつけないことには判断がつきませんし、
子どもがいないのであれば、結婚後、数年生活してみなければ、
奥様の働き方の判断はできないと思います。
かといってあまり先延ばしすると住宅ローンの借入年数が短くなり、借入額に影響を及ぼします。
最後に500万円以上の自己資金が必要な理由について。
1.購入に際し、一般的に150万円前後の諸費用が必要。
2.大手不動産会社を中心に、最低でも物件価格の5%~10%の手付金を支払う必要がある。
諸費用ローンや100%ローン(物件価格の全額を借入するローン)を
利用することが可能ではありますが、購入者にとっては入居した瞬間から家計が債務超過となり、
リスクが大きいため、私はまったくおすすめしません。
しかし家計は100家庭あれば100通りですので、
このタイミングが全ての家庭にとってベストとは限らないことも事実です。
また、私のところに相談にこられる方も、またかつてマンションの販売をしていた時も、
私がベストと考えるタイミングで購入を検討している人は、実はあまりいらっしゃいませんでした。
ですからこの仮説が正しいのか、なかなか検証できずにいます。
でもあえてこの仮説を述べる意味は、
住宅購入時に将来の子どもの教育方針や奥様の働き方などをよく考え、
予測を立て、計画的に購入してもらいたい、という願いです。
もし考え方の糸口がつかめない方や、よくわからない方がいらっしゃいましたら、
ぜひ相談にお越しください。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子