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災害に強い立地選び

9月1日は『防災の日』。そしてその前後1週間は『防災週間』です。
“防災”については、この時期だけ考えればいいという問題ではないのですが、
最近、集中豪雨もあり、多くの場所で災害が起きて、衝撃的な映像なども目にする今こそ
住宅購入においても災害に強い立地や物件選びを考えたいものです。

まず行政などが公開している各種「ハザードマップ」には目を通しておくべきでしょう。
特に川沿いや傾斜地、崖のある地域などは、過去に浸水やがけ崩れ等の被害がなかったか、
そして今後も起こる可能性がないか、実際に現地にも出向いて確認すべきです。

しかし、最近の集中豪雨や大地震では、
こうした「ハザードマップ」等で予測されている範囲を超えているものが多く、
被害にあわれたお年寄りが、「もう何十年もここに住んでいたが、こんなことは初めてだ。」などと
言っている光景を見ると、いったい何を頼りにすべきなのか・・・とも思ってしまいます。
ただ、明らかに川が近く、付近よりも低地となっている場所なのに、
そして「ハザードマップ」で危険性がうたわれているにも関わらず、
そのような場所で半地下住戸や地下駐車場のあるマンションが建てられていることには
やはり無神経さを感じてしまいます。
もちろん、かなりの排水能力をもっているのかもしれませんが、
“未曾有”の災害が多発しているだけに、
わざわざそんな立地でリスクある物件を買う必要はないのではないかと思います。
傾斜地や崖地でも同様です。

世に知られている高級住宅地を思い起こしてください。
そのほとんどは武蔵野台地など高くて安定した土地にあります。
昔から人はそうした安全性の高い土地に優先的に住んできたわけです。
そして、比較的単純な土地の見分け方、それは“墓地”の近くです。
もちろんその理由はお墓が流されないためです。
通常、マンションの窓先にお墓が見えることはあまり好まれないのですが、
見方を変えると、将来そこに新しい建物ができる心配がなく、
また災害の可能性が低い立地であることが多いので、安心な立地といえます。

もう一つ、わかりやすいのは“地名”です。
“台”とか“山”などという文字の入った地名は、比較的高くて安定した土地に多く、
一方“川”とか“沼”、“谷”、“津”などは低湿地を示すことが多いといわれています。

住宅があまっている時代です。
安いからといって、災害のリスクの高い立地は避けるべきです。
地盤や地形に加え、道路や排水対策、避難経路などもよく確認して立地を選びたいものです。
それも“防災”のための自助努力の一つだと思います。


日時: 2008年09月02日 01:55

Life & Home Solusion 代表 西澤 京子Life & Home Solusion 代表 西澤 京子
CFP® 認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・ 宅地建物取引主任者 住宅ローンアドバイザー
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