Life&HomeSolusionは皆様の住宅購入のアドバイザーです。前回まで連続で書いてきました“切替しトーク”集の最後は、
「住宅は購入するがこの物件は決め手に欠ける」、
もしくは「この物件は今ひとつ気に入らない」という場合の断り文句に対してです。
多くの方は、住宅購入を考えると、真っ先にモデルルームに行ってしまいます。
予算も決めずに、希望条件も整理せずに、そして本当に買う必要があるのかも決まらないうちに・・・。
そして営業担当者の熱心な説明と説得にあい、多少なりとも購入を考えてみる・・・、
しかしなんか踏み切れない、もしくは明らかに気に入らない部分がある、
などの理由で“断り”を入れることになります。そのセリフは次のようなものです。
「他にもいろいろ見てみたいので・・・。」
購入検討者にとってはとても便利なセリフです。
熱意をもって説明してくれた営業担当者に対し、
「あなたの担当する物件が良くないわけではない。」というニュアンスをもたせることで
はっきり「NO!」と言っていないため、言いやすい言葉であるわけです。
しかし、もし明らかに気になる点、気に入らない点があるのなら、それはきちんと伝えるべきでしょう。
“その物件を購入しなかった理由”は、売主及び販売担当者にとって重要な情報となります。
今後の住宅開発事業や販売手法等の改善のためにも、意見はしっかり伝えて欲しいと思います。
話は戻り、その“断り”文句に対する“切替しトーク”は次のようなものです。
もし他に見たい物件が異なるエリアや予算である場合、
「希望エリアや予算を絞り込まずにモデルルームを見ても意味がありません。
モデルルームはどこも素敵にコーディネートされていますから。」とか、
「いろんな物件をただ漫然とみていても、評論家になるだけで、一向に決断できませんよ。
次々いろんな物件がいろんな場所で出てきますから、いつまでも回遊するだけで終わってしまいます。」
といったところです。
そして、この“切替しトーク”、実はその通りです。
さらに、実は漫然とモデルルームの回遊を続けてしまう方は、
“回遊”自体を楽しんでしまっているケースが多く見受けられます。
決断できない理由は、「そもそも買うべきか」とか、「今買うべきか」といった
物件そのものが理由ではなく、もっと根本的なところにあり、そこに折り合いがついていないため、
いつもその原点に戻ってしまい、迷い、決断できないのではないでしょうか?
よって購入検討の際には、いきなりモデルルームに行くことは避け、
住宅購入の「なぜ?」「いつ?」「何を?」「どこで?」「いくらで?」を考えてみましょう。
その全てに結論が出ないうちに物件を検討しても決断できないか、衝動買いするかのどちらかです。
ちなみに、ある物件を断り、他の具体的な条件もしくは物件を特定してそちらを検討したいと言った時、
その悪い点ばかりを指摘したり、批判ばかりする“切替しトーク”は無視しましょう。
そのような営業担当者は、
自分の担当する物件については良い点やメリットのみを述べるに違いないからです。
やはり、その物件の劣る部分やリスクについてもきちんと教えてくれる担当者から買いたいものです。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子