Life&HomeSolusionは皆様の住宅購入のアドバイザーです。前回、日当たりに影響を及ぼすバルコニーの奥行について書きました。
そしてさらに今回は、日当たりは時期によって、また時間帯によって異なるため、
確認する際の注意点について書きたいと思います。
冬至の太陽は低く、また東向きは午前中、西向きは午後に日当たりがあることは周知の事実ですが、
いつも冬至の日当たりを確認できるわけではなく、
また日の出から日没までずっと見続けることも困難です。
そのため、物件の日当たりを確認する前に、
まず自分たちが日当たりに何を期待するのか、そしていつそれが必要なのかを考えてみることです。
日光が差し込む部屋で起床したいのなら朝に、
午前中のうちに洗濯をし、洗濯物に日光をあてたいと考えるなら午前中に、
子供が学校から帰って来てリビングで遊ぶ時間が明るく、と考えるなら午後に日当たりが必要です。
よって、その必要な時間帯に確認に行くとよいでしょう。
そして冬至、春秋分、夏至の建物の影のできかたを大体把握しておくとよいでしょう。
隣接地の建物の影のできかたに関して、建築基準上の「日影規制」があります。
これについての説明資料として、
新築マンションのモデルルームには「日影図」や「逆日影図」が用意されている場合が多いのですが、
資料の有無に関わらず、必ず営業担当者に説明を求めましょう。
そして、検討する住戸の東南、南、南西にある建物の高さとその影について、
自分でも現地に出向き、確認してみましょう。
仮に午前8時から午後4時までの間に4時間以上の日照を確保するためには、
夏至には対象物件の南に建っている建物の高さの約6割の距離があればいいのですが、
春秋分には約1倍、冬至には約2倍の距離が必要になります。
一戸建ての高さが概ね7m、3階建てのマンションが概ね10mとすると、
冬至の日照を4時間以上確保するとなると、南の一戸建てとは約14m、
南の3階建てのマンションとは約20m離れていればよいということになります。
なお、建築基準法ではもっと細かい規制内容となっているので、
以上のことはあくまでもだいたいの目安として考えてください。
ただし、前回も書きましたが、ひさしが深いと住戸内まで日光は差し込みません。
しかし、直射日光が差し込まなくても、また北向きの窓であっても、窓先に建物などがなければ
窓際では充分読書ができる程度の明るさが確保できます。
日当たりの良い物件を希望するなら、まず自分が「日当たり」に何を求めるのかを具体化し、
内から外から、時期や時間帯も考慮し、できる限りいろいろな物件を見てみることをおすすめします。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子