Life&HomeSolusionは皆様の住宅購入のアドバイザーです。豊富な緑に囲まれた広大な敷地『三井浜田山グランド』に建つマンション。
価格を考えずに思い描くのは、敷地と植栽を贅沢に使った低層マンション。
しかし、実際は・・・
最初の“衝撃”は付近住民への説明のために示された計画図、
そこに描かれた南北に走る道路でした。
あわてて都市計画図を確認すると、緑の敷地に刻まれた“都市計画道路”
「こんなものがあったとは・・・」
そして次の“衝撃”は“用途地域の変更!?”
どういう法律に基づき、どのような手続きの末に実現されたものなのか、
詳細は係争中ということもありここでは述べませんが、
いずれにしても一帯は第1種低層住居専用地域だったはずなのに、
現在販売が進んでいるA・B・C棟については、第1種中高層住居専用地域であり、
各棟とも地上6階建てとのこと。
さらにこれらの棟の間隔がかなり狭いのです。聞くところによると20m前後とのこと。
また道路の幅員は16m。つまり道路の両脇の建物間の距離は16m+αとなります。
なんだか思い描いていた物件とはかけ離れたものが建設されているようなのです。

ちょっと暗い写真ですが、上は敷地の北側から南を向き、
敷地を南北に貫く都市計画道路を中心に捉えた写真です。
右側の足場がA棟、左側がB棟です。
このA棟、B棟の先には同様にC・D・E棟と続き、戸建予定地や低層マンションの予定もあるとのこと。
いずれにしてもこの道路の両脇に南向きの棟が連なるというランドスケープになっています。
約70年も前から“三井の宝”とも言われ、
地元住民にも親しまれてきた緑のグランドが、都市計画道路によって引き裂かれ、
利害関係によってぶち壊されたという感じが否めません。
特にこの都市計画道路は、既存の住宅街のほか、
北は線路によって、南は神田川によって開発が閉ざされており、
現状こんな無駄な道路はないのではないかと思います。
奇しくも今話題となっているガソリン税、
何十年も前に計画された都市計画道路の見直しも、これを機会に行って欲しいと思うのでした。
昨年秋の販売開始から約半年。
“様子見ムード”のマンション市況や
中心価格帯8,000万円台、最高2億数千万円という価格を考慮しても、
A・B・C棟の販売状況は決して楽観視できるものではないと思います。
まだ周辺住民との争いも続くことですし、この物件の行く先をしばらく観察してみようと思います。
1年後、A・B・C棟が竣工する頃に「その3」のレポートをまたお届けしたいと考えています。
今からでももう少しなんとか・・・淡い期待を胸に、竣工後の建物に思いをつなぐのでした。
Life & Home Solusion 代表 西澤 京子