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在庫一掃シーズン到来

最近、様々な報道や調査結果で伝えられているように、マンションの在庫が急増しています。
低価格と低金利に後押しされ、また各種優遇税制により、
これまで10年以上にも渡って好調な販売を続けてきたマンション業界ですが、
ついに『不動産不況』や『マンション氷河期』という言葉がささやかれるようになってきました。

そして多くのデベロッパーや販売会社が決算を迎える3月に向けて、在庫一掃が始まっています。
特に郊外のやや交通利便性に劣る完成済みのマンションでは、
大幅な値引きや、それに相当する各種サービスが既に提供されているようです。
また、金融機関も同様に3月の決算に向けて金利優遇などのキャンペーンを行っており、
それに加えて、熱の入った販売担当者のオーバーアクションぎみのセールスもあり、
思わぬ衝動買いをしてしまわぬよう注意が必要な時期です。

こうした動きの中で飛び交うキーワードは、
“大幅な金利優遇”・“住宅ローン減税等優遇税制”・“消費税アップ”・“不動産価格上昇”
“不動産供給減”などの理由から、『今が買い時』というもの。
未来のことは誰にもわかりませんので、本当に『今が買い時』かどうかの結論は出ませんが、
この言葉は在庫一掃シーズンの常套句ですので、安易に受けとめてはなりません。

では『今が買い時』かどうかの目安についていくつかのポイントをご紹介しましょう。
まず、物件価格の2割以上の貯蓄があること、
金利3%、60歳で完済できる借入期間で計算しても支払いが続けられる見込みがあること、
今後の家族構成やキャリアプラン、収入の推移、支出の見込みなどに不確定要素が少ないこと。
この3つを充たしていればリスクは少ないといえるでしょう。

そして購入の対象となる物件選びも要注意です。
“安い”ことだけにとらわれて不良資産をつかまされないよう、見極めが必要です。
住宅が余っている時代です。そして人口が減る時代です。
どんな住宅も築年数に応じた一定の資産価値を有するわけではありません。
よって、まず交通利便性、生活利便性は妥協しないようにしましょう。
また、専有面積や間取りの使い勝手にもこだわりましょう。
なぜなら、これらが住宅を買い替えたいとする理由のほとんどを占めているからです。
と同時に、完成在庫となった理由でもあるからです。

日時: 2008年02月05日 14:56

Life & Home Solusion 代表 西澤 京子Life & Home Solusion 代表 西澤 京子
CFP® 認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・ 宅地建物取引主任者 住宅ローンアドバイザー
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