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新潟中越沖地震から学ぶこと

事情があって3週間、ブログ更新をお休みさせていただきました。
前回のブログを書いたのが、新潟中越沖地震があった日なので、
あの大地震から3週間が経ったことになります。
住民の皆さんはいまだ不自由な生活を強いられており、本当にお気の毒です。
復興を信じて、この夏を乗り切って欲しいと思います。

さて、今年に入ってから2回も大地震があり、
関東大震災も近い将来、ほぼ間違いなく再来するとの見通しであり、
今回の地震に限ったことではありませんが、
やはり「いつかは自分たちの身にも降りかかる災害」についての備えが必要だと痛感します。
不幸にも被災してしまった方に対する支援を行うことはもちろん、
身をもって体験した被災者の方々から学び、それを教訓として、
「いつか来る」大地震に万全の備えをしたいものだと思います。

被災地の映像を見るに、古い木造家屋の倒壊が目立ちます。
既に指摘されているように、
昭和56年の建築基準法改正による新耐震法以前に建築された建物の耐震性には
相当の注意が必要であることを再確認していただきたいのです。
耐震性を向上させるための改修工事に助成金を払っている行政も多いことから、
まずは自分の家の耐震性を現在の基準まで引き上げる自助努力をすべきです。
また、賃貸住宅でも同様です。耐震性に不安のある住宅に賃料を払ってまで住む理由はありません。
住み替えや家主への交渉は金銭的にも精神的にも負担を強いられますが、命には変えられません。

新築住宅、特にマンションの耐震性には目を見張るものがあり、
新築マンションならほぼ心配は要らないと思いきや、
家具の倒壊で死傷する場合もあり、安心はできません。
また、自分の家が地震に耐えられても、
緊急車両の通行を妨げる道路の損傷や道路沿いの家屋の倒壊、
水道、ガス、電気等のライフラインの切断により、
結果として被災者となってしまう場合もあります。
家が無事でも避難生活を余儀なくされることも想定して、
非常食や飲料水、携帯ラジオ、懐中電灯等の準備がなされているかも確認したいところです。

さらに、「人は災害に対して楽観的」との指摘があります。
「まさか自分には大災害は襲い掛からない」とか「自分は大丈夫」という全く根拠のない過信は捨てて
「数時間後に未曾有の災害がまさに自分に襲い掛かるかもしれない」という危機感をもち、
出来る限りの備えをすべきだと思います。

自分の家は最新の耐震基準を満たしていますか?
家具の固定や住宅内の避難経路の確保に対策を施していますか?
非常用持ち出し袋の用意はありますか?
最低3日分の食料、飲用水の確保はしていますか?
万が一の避難場所と避難経路を知っていますか?
家族や勤務先との連絡手段の確認と周知徹底を行っていますか?

万が一の際には、地域全体が被災者となり、援助もあてにはなりません。
人を頼る前に、行政に頼る前に、自分でできることをまず行いましょう。
「自分の生命と生活は自分で守る」これを機会にぜひ見つめなおしたいものです。

日時: 2007年08月08日 23:46

Life & Home Solusion 代表 西澤 京子Life & Home Solusion 代表 西澤 京子
CFP® 認定者 1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・ 宅地建物取引主任者 住宅ローンアドバイザー
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